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2024夏 暑中お見舞い申し上げます
【暑中お見舞い申し上げます】
梅雨が明け、酷暑の季節がやってまいりました。加えてコロナなどの感染症も猛威をふるう厳しい今年の夏となってしまいましたが、皆様におかれましては、くれぐれも御身ご大切にご自愛いただきますようお願い申し上げます。
令和6年夏
テキスタイルデザイナー/バティック作家:怡田 勉
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暑中お見舞い状背景の写真は、【黒てぬぐい】シリーズの新柄【カンパーニュ【ガーランド】です。黒地にチャコールグレーのダークな配色はしっとりした深みがあり【黒い物好き】の私は大好きなのですが【染めるのも】【写真を撮るのも】非常に難しいです、、、、笑 それでもこの【烏玉(ぬばたま)の黒】に久しぶりに出会えて嬉しかったです。非公開デザイン業務や子育て等が繁忙でなかなか時間が作れずにいますが、これからも染色制作を細く長くでも続けてまいりたいと思っておりますので、こんな私ですがどうぞ宜しくお願い申し上げます。
【SQUARE染textile10】終了しました
3月20日から開催されておりました【SQUARE染textile10】展は3月31日17時を以て盛況のうちに終了しました。連日遠方からも皆様のご来臨を賜り、出展者の一員としまして厚く御礼を申し上げます。またSNS等で応援やいいね!を頂きました皆様もありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。写真は今回出展の拙作【知られざるタマリンドの門】です。2019年から続けてきました【知られざる果実】シリーズの一環として、カレーなどの甘酸っぱい味付けに使われるマメ科の熱帯果実【タマリンド】をモチーフにしました。門というのは構図から来た連想です。今回作品の特徴としましては、今まで多用してきた【手描き更紗】の装飾を抑え、不確実な蝋防染が作り出す、予想不可能なニュアンスや奥行きが最大限発揮されるような仕上がりを心掛けました。いつもは最初から決めている細かな更紗装飾も、染め上がったニュアンスを見てからデザインするというやり方をしてみました。【こうでなければならない】から解放された先にはいつもと少し違う風景が見えたかもしれません。またの展示で皆様とお会い出来るのを楽しみにしております。
テキスタイルデザイナー
バティック作家
怡田 勉
【SQUARE 染 textile 10 】開催のお知らせ
6回展から毎回参加させていただいている【SQUARE 染 textile】の記念すべき10回展に参加します。
*怡田の在廊日:3月28日(木) 10:00〜17:00 です。
会期:2024年3月20日(水) 〜 3月31日(日) 10:00 〜 19:00 (最終日〜17:00)
休廊日:3月25日(月)
会場:いつもの京橋ではなく【横浜】の FEI ART MUSEUM での開催となります。
今回は10回記念展のため大人数で会期も長く、52名の錚々たる作家の皆様&フレッシュな学生の皆様とご一緒することとなりました。会場は都心ではなく横浜駅西口周辺となりますが、物販のコーナーも設けられ、「染め」に関心のある方にとっては必見の内容になるかと思います。ぜひご高覧いただければ幸いです。
染の小道2024 終了しました。
2月23日(金)から3日間に渡り開催され、昨年に引き続きのれんを【道のギャラリー】に展示させていただきました【染の小道】ですが、先ほど無事に拙作のれん【トリオ・セッション】をジャズバー・スペクターさんの店頭より搬出いたしました。
作品説明:温かなオフ白地に浮き出た三つの形は3人のJAZZ演奏者。3者が競演し調和する様を抽象的に表現しました。何も無い左側は沈黙の瞬間を表していますが、それもまたJAZZの醍醐味ではないでしょうか?
今回は2日目が晴天に恵まれましたものの、初日と最終日が凍える様な冷たい雨となってしまいましたが、そんな中でもお足元の悪い中多くの方にご来場を賜り「見ました!」のメッセージをいただくなど、皆様の暖かさで寒さを忘れるほどでした。厚く厚く御礼申し上げます。お気にかけていただいた皆様の応援も励みになりました。実行委員会の皆様やスペクターのママさんオーナーさんなど関係各位にもこの場を借りて御礼申し上げます。天候の不運やコロナ禍などを乗り越えて、常に街の新しい価値を生み出していこうとする皆様の熱意は本当にすごいと思います。来年もぜひ参加したいと思っております。またお会いしましょう!